熊野精工では、どのようなニーズがあるか、まずは徹底したヒアリングを行います。
ヒアリングした内容に、これまで積み上げてきたノウハウ、独自の発想など、様々な角度からアプローチすることで、どのような対応が可能かを回答します。これまでの案件は社内で共有データ化していることから、求める案件と似たものがないかを瞬時に把握できますし、製品の開発、あるいは量産前の図面から様々な部署が連携しての製品化を提案します。
また、生産にあたっては量産化を見据えていますので、金型やプレスの生産が可能かだけではなく、どのような形で量産化できるのかまで踏まえた提案を実践。この点こそ、熊野精工の特徴の一つです。
熊野精工では国際規格であるISO9001、ISO14001を認証取得するなど、品質に対してのこだわりが強いメーカーです。例えば検査体制に関しては、樹脂内部の確認が可能なX線やCT検査機を用意していますし、電通検査、リーク検査、さらには画像や目視など様々な形での検査を実施しています。特に外観に関してはカメラやセンサー等を導入することで不良品発生を抑えつつ、さらに目視でも確認しています。
また、自社設計製作の測定器具の設計・制作や生産データの履歴や量産立ち上げの管理など、細かい部分まで気を配っています。特に生産中の工場に関しては、湿度や温度まですべてデータで保管し、質の高い環境構築に力を入れています。
金型やプレスに関しての制作履歴やショット数等のメンテナンス頻度をすべて「金型カルテ」として保管していますので、何かあったときの相談・対応がスピーディーです。
病院同様、カルテを確認してもらうことで、金型がこれまでにどのような修理やメンテナンスを受けたのかを把握し、品質の維持に努めています。また、トラブルやアクシデントが発生したときには、金型カルテを確認し、適した処置を施します。その都度わざわざあれこれ説明するのではなく、金型カルテを見れば一目瞭然なので、いざという時にもスピード感を持った対応が期待できます。
金型やプレスは摩耗するものなので、メンテナンス体制も重要。金型カルテを用意している熊野精工であれば、安心感もより一層大きなものになることでしょう。
量産を見据えての提案力や品質保証、さらには金型カルテなど顧客に安心感をもたらす環境が特徴の熊野精工。当サイトでは他にも金属プレス加工を行っているメーカーを調査しています。
特に注目のメーカーも調査していますので、こちらから是非ご覧ください。
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プレス金型メーカーとは?
本社工場だけではなく、金山工場にも上記以外の多数の設備を保有しています。
穴あけやタップ穴を開けたり、チャックを取り付けてストレートシャンクのドリルを固定したりできるボール盤。汎用性に優れたボール盤は、垂直に素早く正確な位置へ穴を開けるためには欠かせません。熊野精工ではボール盤を3台保有しており、どれも吉田鉄工所製の製品が採用されています。特に大きな加工を行わない工場では小型の卓上ボール盤が選ばれることが多いですが、熊野精工では卓上・直立どちらのボール盤も導入されています。
金型清掃やスクリュ清掃、離型改善、メッキ・コーティング前後処理など、金属加工のさまざまな場面で活躍する金型表面処理装置。熊野精工では、世界的にも有名なスイスのメーカー、イエプコの装置を導入しています。イエプコの表面処理は、「イエプコ処理」とも呼ばれるほど有名な処理方法。特殊な処理剤を2工程に分けて吹きつけるだけで、離型性が格段に改善されます。金型表面処理装置ではこれらの磨き工数も大幅に短縮されるため、生産性向上が期待できます。
社名 | 熊野精工株式会社 |
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所在地 | 三重県熊野市有馬町1491-1 |
電話番号 | 0597–89–2741 |
URL | https://kumanoseiko.com/ |
同一形状の部品を均一に量産できるため、生産効率を向上させることができるプレス金型。
高度な技術が必要とされ、依頼する金型メーカーによって制作・量産にかかる期間や品質が異なります。
そこで、金型メーカーを選ぶ基準となる、精度を含めた品質・試作~量産までのスピード・起工~部品納品までの付帯費用を含めたコスパの3点それぞれに優れている金型メーカーをご紹介します。