長野サンコーは、絞り加工をメインとしたプレス金型制作を行っています。保有するプレス加工技術により、難加工の、量産部品製造が可能です。技術力の高さの証明として、金型加工に関する多くの有資格者が在籍していることが挙げられます。
2級金属プレス加工技能士2級や、品質管理検定2級、プレス加工以外でもフライス盤や平面研削盤の1級加工技能士が在籍しているのです。既存のプレス加工機では困難なら、専用機を開発し、生産ラインを構築してでも対応するのはプレス加工の会社としての高い技術力とプライドを感じさせます。
創業して培った伝統技術に新しい成形解析技術を加えた、独自の開発手法を編み出しているのも強みです。プレス加工に必要な金型製作や量産化まで、社内一貫体制で行えるのもポイントでしょう。
専用機を自社で制作できる以外に、通常使用するプレス機器や生産管理システムが充実しているため安定生産ができます。自社による金型製作のための工作機器や、精度を確かめるための三次元測定機まで備えているのは強みです。
納期と精度を守るための生産管理システムは「TECHS-BK」そのまま使用するのではなく、システムをベースにし、独自の管理手法を用いています。また、技術部門と製造部門と保証部門の連携も構築しています。
連携がスムーズなのは、ISO9001を土台にした品質マネジメントシステムがあるからです。常時、品質に関する会議や不具合発生を予防するためのパトロールを行い、高い品質を保持するための独自の工夫を実践しています。設備、部門同士の連携、ISO9001により安定生産を可能にしているのです。
絞り加工用の金型も、金型構造を規格化し、段取りや保守の手間にも配慮できる金型設計技術を保有しています。設計変更にも柔軟に対応し、リスクを徹底排除する基本方針です。FEMAによる、故障原因の体系的分析、構造解析や熱解析、豊富な金型加工設備でニーズに応えられます。
トランスファ金型、順送金型の実績も豊富です。あらゆる素材の加工実績も多く、ステンレス、アルミ、真鍮やマグネシウムまで行えます。従来にはない、難加工の依頼も創業以来蓄積した知識と技術と共に、ノウハウを通じた加工のための専用機開発で対応できるのです。
たとえば、専用機開発では、側面穴開け加工や検査装置、内側からの側面穴開け技術やトリミング装置の開発があります。
長野サンコーの他にも、金型メーカーの選択肢はたくさんあります。それぞれの特徴や得意分野を比較し、自社の要望にぴったりのメーカーを選ぶようにしましょう。当サイトでは品質・スピード・実績という3つの観点でメーカーを調査し、おすすめの3社を紹介しています。金型メーカーを探しているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
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プレス金型メーカーとは?
他にもプレス成形シミュレーションソフトや、三次元CADなど、金型やプレスのための設備を多数備えています。
プロファイルグラインダ(プロファイル研削盤)は、機械に測定用の投影機がついた超精密な研磨機です。製品ごとにチャートと呼ばれる投影図を作成し、投影図にならって研磨作業を行います。
プロファイルグラインダなら取り代の少ないワークの研磨や複雑な円筒研磨にも対応することが可能。複雑な形状をした小物やミクロン単位の精度が必要なもの、細溝・狭ピッチ・極小などの金属部品の加工に適しています。
一方で、プロファイルグラインダは作業員が投影図の位置を1つずつ固定しながら作業する必要があるため、大量生産には不向き。また、大きすぎる工作物の加工はできないデメリットもあります。
CNCジグ研削盤とは、穴の内面を1ミクロン以下の高い精度で仕上げられる超精密な研削盤です。金属素材の穴内径をミクロ単位で精密に研削加工したい場合に用いられます。
CNCジグ研削盤では、ワークの表面を削り取る役割を持つ砥石の軸を自由に動かすことができ、角穴や異形穴の内面も精密に仕上げることが可能。コンピュータ数値制御を搭載したCNCジグ研削盤なら、3次元での加工も行えます。
社名 | 株式会社長野サンコー |
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所在地 | 長野県諏訪市中洲4600-17 |
電話番号 | 0266-54-5177 |
URL | https://www.naganosankoh.jp/ |
同一形状の部品を均一に量産できるため、生産効率を向上させることができるプレス金型。
高度な技術が必要とされ、依頼する金型メーカーによって制作・量産にかかる期間や品質が異なります。
そこで、金型メーカーを選ぶ基準となる、精度を含めた品質・試作~量産までのスピード・起工~部品納品までの付帯費用を含めたコスパの3点それぞれに優れている金型メーカーをご紹介します。