プレス金型の設計製作をしている金型製造専門メーカーで、「耐久性・安全性・作業性に優れた金型づくり」をコンセプトにして、プレス金型の受注生産をしています。難しい形状の絞り型を得意としており、深絞りをはじめ、通常では成型が困難な異形状の方にも対応。
曲げや打ち抜き、コンパウンド型、シェービング型等、様々なプレス金型の対応が可能です。取り扱い素材は鉄・ステンレス・アルミ・チタン。耐久性やプレスする素材など、目的に合わせた素材で製作できます。
吉井金型製作所では2つの部品を合体するのではなく、1枚の金属板から形成するため、製品の強度が高く、品質も安定しているのが特徴です。そのため、品質を保ちつつ作業効率アップにつながる提案ができます。
深絞りを例に挙げると、従来の工程では、2つの部品を合体するという製造方法によって、「上部円柱プレス加工」「上部材料プレス加工」「2つの部品を留めるリベット加工」と3工程かかっていました。この作業を温間絞り形成にすることで、すべての工程を1工程で実現可能に。作業にかかるコスト削減を叶えています。
吉井金型製作所では受注から出荷まで、一連の流れがスムーズになるようにフローが構築されています。相談・注文の内容に合わせて、形状を確認し、打合せを実施してくれます。
納期と見積書が提示されるので、納得いく内容であれば正式な契約を進めます。事前に納期と予算を明示しているため、おおよその費用がわかりやすくなっています。
受注が決定したら、CADによる金型の設計、造形面のデータ作成、板成型シミュレーションを経て、CAMによる加工用データ作成を実施。工場へデータを転送して、機械加工。仕上げ加工を行い、トライアウトの上、検査後に出荷します。
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プレス金型メーカーとは?
品質への取り組みに関する情報は公式サイトに記載がありませんでした。
吉井金型製作所では、幅広い工作機械を製造しているニディックオーケーケーの立形マシニングセンタを導入しています。
マシニングセンタとは、1台で多種多様な加工を連続で行えるNC工作機械のこと。自動工具交換装置が搭載されており、工具の切り替えから加工まで自動で行えるのが特徴。それにより、生産性や加工精度の向上を実現しています。
トライプレスとは、組立てた金型をプレス機に取り付けて試し打ちを行う設備です。金型が完全な状態に仕上がっているかの検証を目的としており、試し打ちした製品の品質(寸法精度)が満たされているか測定・確認するのに使用されます。
トライプレスの結果が悪い場合は、組立てた金型を分解し、部品の調整を行います。トライプレスは、高品質な金型を製作するのに欠かせない重要な設備の1つです。
社名 | 株式会社 吉井金型製作所 |
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所在地 | 新潟県燕市小池3442-1 |
電話番号 | 0256-62-5690 |
URL | https://www.yoshii-kg.co.jp/ |
同一形状の部品を均一に量産できるため、生産効率を向上させることができるプレス金型。
高度な技術が必要とされ、依頼する金型メーカーによって制作・量産にかかる期間や品質が異なります。
そこで、金型メーカーを選ぶ基準となる、精度を含めた品質・試作~量産までのスピード・起工~部品納品までの付帯費用を含めたコスパの3点それぞれに優れている金型メーカーをご紹介します。