望月プレス工業所では独自の品質基準「G100」を設定し、顧客に質の良いサービスを提供する体制を整えています。
項目としては、生産条件の確認と徹底、品質保証システム、測定結果の管理、全数検査での品質保証などです。生産条件に関しては品質保証担当者と製造担当者によるダブルチェックを行い、生産工程にて初物だけではなく、中間での抜き取り検査も実行。また、生産後も追跡できるようトレーサビリティシステムを構築しています。
測定結果に関しても、許容範囲の誤差であっても品質保証システムにて傾向をとらえるなど、妥協を許しません。そしてプレス機にて生産される製品は、画像や外観をカメラにて確認し、検査を徹底しています。
望月プレス工業所では、それまでのノウハウに基づいた高い提案力にこだわりを持っています。
VE(value engineering)提案と呼ばれる、コストと品質を求めた提案を実行し、試作から量産まで一貫して対応しています。見積に関しても、3Dモデルのデータがあれば、三面図がないとしても見積もりの提示を可能にしています。
望月プレス工業所の金型設計では、必要な部品のみ交換が可能な入れ子構造を採用していますので、素材変更やメンテナンスの時間の短縮が可能になり、作業現場での効率化を実現しています。このように、「次を見据えた工程」に配慮した提案力こそ、望月プレス工業所の持ち味です。
望月プレス工業所ではメンテナンスも行っています。独自の金型管理システムを駆使し、生産状況をリアルタイムで管理システムに取り込んでいますので、様々な状況の把握を可能にしています。品質管理データも統合していることから、金型の劣化予測や予防保全にも活用しています。
また、管理システムのみではどうしても数値管理できない部分は経験を積んだ熟練技術者が担当し、金型のベストコンディションの維持に努めます。
金型はどうしても摩耗・消耗していくものです。だからこそ、生産だけではなく、メンテナンスも生産同様に細かいこだわりを持ち、常に顧客のベストパフォーマンスの手伝いをと考えています。
様々なこだわりを持つ望月プレス工業所では、設計だけではなくメンテナンスも行っています。
当サイトでは他にも金型メーカーについて調査しており、注目メーカーについても紹介していますので、併せてご覧ください。
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プレス金型メーカーとは?
望月プレス工業所の独自の品質基準です。
それぞれ能力の異なるプレス機を多数所有しています。
細穴放電加工機とは、棒状の電極を使用して金属に穴をあける加工設備です。金型のエア抜き穴や精密ノズルの細穴などの加工に使用されています。通常の穴あけ加工に比べ、バリの発生を抑えられるのが特徴。細穴放電加工では、ほとんどのケースでNC細穴放電加工機が用いられています。
望月プレス工業所が導入しているエレニックス社のNC細穴放電加工機は、小型機に機能NC+電源を搭載。また、自動電極交換装置や自動ガイド交換装置、微細加工用電源ユニットなどの各種オプションを揃え、多彩な加工に対応しています。
望月プレス工業所では、MIT(マサチューセッツ工科大学)大学院生が創業したFormlabs社の3Dプリンターを導入しています。Formlabs社の3Dプリンターは独自の特許技術である光造形(SLA)方式を採用し、極高精度を実現しているのが強み。低コストで高品質かつ高速での造形を可能にしています。
3Dプリンターを金型の製作に使用する最大のメリットは、製作コストを抑えられること。金型の製作は百万~数百万単位の費用がかかりますが、3Dプリンターの樹脂を使った金型なら数千円~数万円で製作することが可能。また、低コストである強みを生かし、小ロット量産にも対応できます。
社名 | 株式会社望月プレス工業所 |
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所在地 | 静岡県袋井市広岡1359番地 |
電話番号 | 0538-42-3225 |
URL | https://www.mochipre.co.jp/ |
同一形状の部品を均一に量産できるため、生産効率を向上させることができるプレス金型。
高度な技術が必要とされ、依頼する金型メーカーによって制作・量産にかかる期間や品質が異なります。
そこで、金型メーカーを選ぶ基準となる、精度を含めた品質・試作~量産までのスピード・起工~部品納品までの付帯費用を含めたコスパの3点それぞれに優れている金型メーカーをご紹介します。